会社情報

なぜこの会社を始めたか

私は、飼料原料のトレーダー一筋の人生を歩んできました。
輸入飼料原料は、シカゴ商品取引所の穀物価格や為替相場をチェックしながら取引をします。現在、このような飼料原料のトレーダーは日本全国でも総合商社や問屋など合わせて100人くらいしかいません。

日清商事の勤務時代は配合飼料原料となる国内の油粕も売っていました。
東京や大阪で過ごすことの多かったサラリーマン時代でしたが、地元北海道に戻ることにしました。
日清商事時代に油を扱っていたこともあり、戻ってきたら、菜種を作っていた生産者さんから売り先を相談されるようになりました。相談を受けているうちに、それに応えていきたいという思いが強くなり、62歳で起業することにしたのです。

必要としてくださる方の要望に応えていくうちに扱う商品が増え、どんどんと事業は拡大していきました。
こうして、北海道の農業とともに第二の人生を歩み始めることになりました。北海道に戻ってきてからは現場がより近くなり、農家や酪農家と直接交流することが増えました。
改めて皆様の涙ぐましい努力を知り、農業の偉大さや大変さを痛感しています。北海道の農業を支える仕事に私も社員も誇りを持って取り組んでいます。

私たちが社会へ提供する価値

私たちの理念は、食を通して社会に貢献することです。配合飼料原料と油糧原料の販売で北海道の農業を支えています。
そんな私たちが日々、自分たちに投げかけていること。
それは「今、私たちケント商事にしかできないことは何か」という問いです。

お客様に新たな価値をもたらすにはどうしたら良いかを一人一人が現場に向き合い、考え、行動しています。
今、特に力を入れていることの一つが、お客様がお金をかけて処分していたものに価値を生み出し、お金を生み出すものに変えること。

例えば、食品メーカーがお金をかけて処分をしていた食品残渣（食品の残りかす）を買い取り、配合飼料原料として利用しています。これはSDGsへの取組でもあります。限りある資源を有効活用し、社会問題にもなっている飼料価格の高騰、ひいては北海道の農業の持続可能性に貢献する取り組みとして、これからも強化していきたいと考えています。

お客様の声

誰かの役に立ちたい、誰かの役に立っていることを実感できる仕事がしたいと思っている人にとって、お客様からかけてもらえる感謝の気持ちは、何よりも嬉しいものです。
私たちがもっと頑張ろうと思うのもこういった声のおかげです。

小ロットから対応してもらえて助かりました
配合飼料メーカー／営業担当

急に少量だけ必要になったときはいつも相談しています。なんとかしようという気持ちがとても強く、一生懸命探してくれて、タイトなときの対応力にいつも助けられています。まめに顔を出してくれるので、ちょっとした困りごともすぐに相談できます。とても信頼できると感じ、量を増やして毎月取引するようになりました。

安心して菜種を作れるのはケント商事のおかげです
道内の菜種生産者

たくさん穫れても売り先を見つけてくれ、生産者が納得できる価格をつけてくれるので、安心して生産することができています。デリバリーもスムーズなのでとても助かっています。

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